マンション管理会社でおすすめの管理方法とは?全部委託のメリットとデメリット
メリットは管理組合の負担を軽減できる
全部委託のメリットとしてまず挙げられるのが、管理組合の負担軽減です。全部委託をすれば、原則としてすべての管理を管理会社が行ってくれます。
委託をしてしまえば、管理組合が何かを決めたり対応したりする必要がありません。敷地内でのトラブルや事故、設備の故障などは、いつ発生するのか把握しづらいものです。そのため、専門的な知識がなくても、マンション管理ができ、管理会社に任せることでマンション管理に必要なことはすべて対応してもらえます。
資産価値が向上する管理品質
全部委託にすることで、管理品質を高められることもメリットとして挙げられます。マンション管理会社には専門家やプロフェッショナルが在籍しているためです。
また、最先端の情報を管理に反映させられる点も、品質向上においては重要でしょう。マンション管理における最新情報を一般の方が収集し続けることは、簡単ではありません。管理の徹底はマンションの資産価値に対しても影響を与えるため、決して無視できない重要なポイントです。
デメリットは管理費用が高額になる
一方、管理費用が高額になってしまう点は全部委託のデメリットとして挙げられます。専門家によるタイムリーな対応には、相応の費用が必要です。マンション管理会社ではさまざまな業務を下請けに発注することも多く、その場合中間マージンの発生によってさらに費用がかかってしまいます。
ただし、全部委託には管理費用を負担する以上の効果が十分にあります。予算とも相談しながら、どちらを優先すべきか判断することが重要だといえるでしょう。