マンション管理会社の費用に関するまとめ!住民が支払う修繕積立金の予備知識
段階的に上昇する新築マンションの修繕積立金
新築マンションの修繕積立金は、段階的に上昇することが一般的です。マンションが古くなっていくにつれて、修繕に必要な費用が増えていくことが一般的だからです。
修繕積立金は、「現在必要な費用を今の所有者が負担する」との考え方で請求されます。そのため、建てられたばかりのマンションには修繕箇所が少ないため積立金も少なくて済むでしょう。しかし、築年数が増えて古くなっていくほど修繕すべきポイントが増えて、積み立てるべき金額も上がっていくのです。
不払いを継続する住民には督促状
修繕積立金の不払いを続ける住民には、督促状にて支払いを促さなくてはなりません。管理費や修繕積立金の滞納は決して他人事ではなく、マンション運営をするのであれば対策を理解しておく必要があります。
最初は簡易的な書面でも良いのですが、それでも滞納や未払いを繰り返す場合には内容証明郵便を活用した催告を行うことが大切です。ここまでで驚いて支払う住民もいるのですが、それでも支払いに応じない場合は法的手段の洗濯も視野に入れる必要があります。
大規模修繕に向け長期計画で積み立てる修繕積立金
そもそも修繕積立金とは、将来の大規模修繕に向けて長期的な計画を立てて、積み立てるものです。マンションだけでなく、建物は経年とともにどうしても劣化していくため、劣化して修繕が必要になる前の段階から修繕を計画し、必要な費用を積み立てていきます。
大規模修繕の具体的内容は、多種多様です。外壁の修繕や配管の補修など、さまざまな箇所を対象とします。修繕が必要になったタイミングで不足が発生しないよう、定期的に積み立てていくことが重要です。